3月5日から公開される『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』の原作マンガのノベライズ「小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団」が、3月1日ごろ発売されることが明らかになった。故藤子・F・不二雄さんの「ドラえもん」を初めて小説化するのは大ベストセラー「パラサイト・イヴ」の著者であり、大の「ドラえもん」ファンだという瀬名秀明だ。
1986年に公開された映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』は鏡面世界、地球侵略といった劇場版ならではのスケールに加え、巨大ロボット・ザンダクロスの活躍もあるなど、シリーズの中でも人気のある作品。間もなくリメイク版も公開されるが、今回のノベライズは故藤子・F・不二雄さんのマンガを原作にした作品で、小学館の担当者によると「ドラえもん」史上初の小説作品ということだ。
ノベライズを担当する瀬名は、小学校のころからの筋金入りの「ドラえもん」ファン。かつては雑誌のコーナーに自作のひみつ道具を投稿したこともあるという。映画化もされた「パラサイト・イヴ」の鮮烈なデビューのためか、ホラー作家という印象を持っている人も多いかもしれない瀬名だが、「ロボット21世紀」「あしたのロボット」といったロボット小説の著作も多く、かつては東北大学機械系特任教授を務めていたこともある。小説家としての力量はもちろん、機械・ロボットの知識においても、瀬名は「ドラえもん」のノベライズを担当するには最高の人材だ。
世界中で愛される「ドラえもん」初のノベライズということもあり、期待する一方で不安に思うファンもいるかもしれないが、マンガや映画では味わえない世界が本の中には広がっているはず。何よりも瀬名自身がファンである作品のノベライズだけに、藤子・F・不二雄さんの世界観を損なうことはないはずだ。
「小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団」は3月1日ごろ小学館より発売 価格:1,470円(税込み)
『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』は2011年3月5日より全国東宝系にて公開
<シネマトゥデイより>
ドラえもんが小説化?
え、想像できない。
どんな感じになるのかな。
どうしてもアニメとリンクしちゃいそう。
リンクしないで楽しめるといいな。
期待しています。
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