報知新聞大阪創刊45周年記念「大健康チャリティーウオーク」が、11月29日に大阪城公園音楽堂を発着点として、5キロ、10キロ、15の3コースで行われる。大会本番を前に、スターターを務める本紙野球評論家の金村義明さん(46)と、タレントの森はるかさん(23)が、10キロコースを“試歩”。「なにわ八百八橋」のリバーサイド巡りを満喫した。ウオーキング健康法の第一人者、中京大・湯浅景元教授のアドバイスもチェックして、奮ってご参加ください。
大阪城公園音楽堂を元気に歩き出した2人。そびえ立つ天守閣を遠足の小学生が写生していた。森さんは画用紙をのぞき込んで「上手やねえ」。金村さんは現役時代に助っ人選手の教育係(!?)として培った英語力で、外国人観光客と何やら話していた。色づき始めた城内の木々が美しい。大阪城の内濠(うちぼり)に架かる極楽橋に差し掛かった。「風情あるやん。映画『パッチギ!』で主人公がギターを叩き割ったとこみたいや」と金村さん。10キロコースは12、全体では15もの橋を渡る。1本目から「なにわ八百八橋」の魅力にとりつかれていた。
大阪ビジネスパークの高層ビルをバックに大坂橋を渡り、大川右岸から天神橋へ。ここからスロープで中之島へ下りられる。中之島公園で森さんが「大好きなんです」と花の香りを楽しんだ。「体が冷えてても水着の撮影を頑張るために、花とかのアロマオイルでマッサージは欠かせません」と言えば、金村さんも「偶然やな。僕もきのう、オレンジと高麗ニンジンのオイルでやったとこ」と意気投合。「むくみ」だ「リンパ」だと“マッサージ談議”に花を咲かせた。
渡辺橋、肥後橋と南下する四つ橋筋が10キロコースの折り返し地点。ここで金村さんが突然「ちょっと待っといて」と姿を消した。数分後に現れた金村さんは「はい、僕がひいきにしているケーキ屋さんの」と紙袋を森さんに手渡した。ちょうどお昼どき。「うれし~。このロールケーキ、めっちゃ好きなんですよ」とテンションが上がったグラドルは、大阪市役所の南でおむすびとスイーツに舌鼓を打ちまくった。散策の途中にケーキだカフェだと楽しむのも、都会歩きのダイゴ味だ。
再び歩き出した2人に、街行くウオーカーが声をかける。特に金村さんは「エライやせはった」「シュッとした」と驚かれる。それもそのはず、今夏94キロあった体重が現在は86キロ。「3月に東京マラソンを完走して調子に乗りすぎたんかなあ。お盆に痛風になってね」と苦笑い。最近は焼き肉店で鉄板に火をつけず、お好み焼き店では生キャベツにソースをかけて食べるだけという、つつましい食生活。「マラソンは二度とせんやろうけど」という代わりに、ウオーキングも始めた。節制のかいあって「ズボン、ブカブカやで」と引き締まった体をゲットした。ケガの功名ってやつだ。
森さんはインドアと“本業”でグラビア体形を維持している。「『Wii Fit』のバランスゲームで汗をかいてます。マネジャー兼タレントのOLですから、通勤で歩くのもトレーニングですよ」。などなど話している間に、再び大阪城が見えてきた。「大阪って、こんなええとこやったんや」と2人は大満足でゴール。なにわの隠れた魅力を再発見できたようだ。
<スポーツ報知ニュースより>
最近、運動をしていないので、10キロ歩ってみたいですね。
たぶんボロボロだけど。。。
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