日本百貨店協会加盟。九州地場資本の百貨店では唯一東京証券取引所第1部に上場している。
1935年(昭和10年)7月、九州電気軌道(後の西日本鉄道)と住岡由太郎(門司で井筒屋という呉服店を経営)との共同出資により設立された。社名は井筒屋の屋号を継承して付けられる。
1936年(昭和11年)10月開店。
本店(北九州市小倉北区船場町)の他に北九州市八幡西区黒崎に店舗がある。黒崎店は「黒崎そごう」閉店後に跡地に移転し、旧店舗はブックセンターなどとして再活用。
また久留米市、飯塚市、宇部市で関連会社により店舗を運営しているほか、福岡県内を中心に進物など限られた商品を扱うサテライトショップを設けている。
1号店として黒崎店に近接して設けたブックセンターは、その後馬借駐車場再開発に合わせた小倉店オープンの際「ブックセンタークエスト」に名称変更。現在は別法人化して独立させており、井筒屋や西鉄とは無関係な場所への展開も始めている。
2004年2月に小倉そごう跡に開業した小倉伊勢丹にも30%出資し、持分法適用会社となっている。
福岡市のJR博多駅ビルにあった店舗は、九州新幹線博多延伸に伴うJR九州による博多駅再開発のため、2007年3月31日で閉店した。その後の井筒屋の扱いについてはまだ両者で意見の隔たりがあり、決まっていない。しかし、博多井筒屋閉店の際に発表・公開された文章の中で「JR博多駅ビルでの営業は」と書かれており、博多駅ビル以外での場所で再出店をするようなことを伺うことができる。また、2007年4月の記者発表において博多リバレイン地下2階部分に2007年11月出店する意向であると発表された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
井筒屋ビリーズブートキャンプの秘密